2022年10月22日

出発から帰国

Dar es Salaam, Tanzania → 自宅, Japan Oct/12(Wed), 13(Thu)
Run: 0Km, Cumulative: 47,631Km

深夜2時前、レセプション前で待っていると、タクシーがやってきた。セキュリティーの若い男が塀のゲートを開け静かに止まった。こんな真夜中の時間厳守、セキュリティーもちゃんと起きて待っていたのに驚く。トヨタのワゴン車、ノアに荷物を詰め込む。

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タクシーは深夜の道、ダルエスサラームの中心街方向へ走る。信号が赤でも徐行せずドンドン突っ込んでいき気が気でない。ドライバーの男は「深夜は危ないから気を付けているんだよ」と言いながらスピードメーターを見ると時速80キロ。 道は悪いわ、ライトは暗いわ、フロントガラスは汚れているわ。もう祈るしかない! 20キロちょっとの距離、15分ほどだったが何とか無事空港に着いた。

チェックイン・カウンターはまだ空いていて直ぐできた。

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自転車と預け荷物をコンベア台に置くと、係員が困った顔をした。別の者を呼んで相談している。何事かと聞くと、重量が制限30キロに対し43キロ。なので運べないと言い出した。エー?超過料金は払うからと言っても馬目。何人かに相談してるが誰も分からない。

マネージャーに相談するからと、暫く別の場所で待つ。彼は私の荷物を見せながらマネージャーに相談していた。でも又別の所に行ってしまう。

時間が大分経過し、並んでいる人が少なくなってきた。

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心配になりカウンターに行くと、全く同じ答えが返ってきて解決していない。私が「超過料金を100ドル払うから、それでチョンだろ!。他の航空会社も全て100ドルだ!」と強い口調で食い下がる。彼はようやく納得したのか、首を縦に振り100USドルを現金で渡した。これまで自転車を扱った事がないのだろうか?もう既に1時間が経っていた。ヤレヤレ。

エジプト航空機で席は選べない窓側だった。5時20分過ぎカイロへ向け離陸した。

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朝食のスクランブルエッグに少々感動。これまで朝食付き宿は何処でもゆで卵だったし。

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機内では爆睡だった。カイロ近郊、ナイル川が見えてきた。

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エジプトのカイロに到着。乗ってきたエジプト航空機。

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カイロからアブダビ行きに乗り換えるのだが、トランジット方向へ向かおうとして、パスポートとチケットを見せると、「そこで少し待ってて」と言われる。大分待った後、ケニアから来た若い女性2人と別の建物に連れて行かれた。パスポートに「TRANSIT」印が押され、エティハド航空のカウンターでチケットを貰う。その後、入国審査の脇からようやく搭乗ゲートに入れた。どうしてこのような扱いになったか全く説明されなかった。

アブダビに到着

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アブダビ空港にて

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成田へは翌日午後1時到着。預け荷物のバイクやバックは問題なく受取る。

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家族が迎えに来ており、無事に自宅に戻った。

2022年10月19日

出発前日の梱包作業

Dar es Salaam, in Tanzania Oct/11(Tue)
Run: 2Km, Cumulative: 47,631Km
Sefa Hostel (49175シリング)

明日早朝5時20分発の便で出発になる。深夜2時にタクシーを頼んであるが、本当にそんな真夜中に来るだろうか?と少し不安になる。深夜はレセプションに人はいなく、セキュリティが1人いるだけだ。もし、タクシーが遅れた場合、連絡方法はあるだろうか?セキュリティーは英語が話せるだろうか?空港近くの宿に泊まってそこの送迎車で送ってもらった安心かな?と色々心配の種が増え、真夜中眠れなかった。

朝7時過ぎレセプションに行くと、いつもの女性がいた。直ぐ心配事を相談すると、「大丈夫タクシーは必ず来る。」と笑顔で答える。「会社はここから5分の所にあるし、セキュリティは英語が話せる、深夜のセキュリティは寝てない。私を信じて!」とはっきりした口調で言われた。「信じて!」と何度か言われてようやく安心した。

7時半、屋上のテラスで朝食。パンとスイカ、コーヒーとシンプルだ。

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10時過ぎ、近くのパーム・ビレッジに出かる。朝から気温は上がり、日差しは強くジリジリくる。

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ナッツやドライフルーツ、お菓子などお土産を購入する。1個ずつは小さいがかなり重たくなった。

昼食はそこの中華店へ。

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卵焼き、きゅうり、ピーナツ、パクチー入り冷やし中華そば。パクチーは以前ベトナムで山盛りのパクチーを出され平気になった。

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それに水餃子を注文。水餃子は小さめだが、量があり旨い。

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帰って、今まで履いていて砂埃になったシューズを歯ブラシで洗う。宿の塀に描かれているアートは中々いい出来栄えだ。

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自転車をシャワーで洗い梱包作業に取り掛かる。

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2時間程で完了。梱包箱にぴったし収まった。

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不必要な物は処分し、荷物をパッキング。これで深夜出発の準備は全て完了。

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夕食は3階のテラスへ。丁度ど夕暮れ時だった。

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牛肉煮込みとマッシュポテト、サラダ、パン、スイカ。15000シリング(920円)と安くって美味しい。

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20時前就寝。

2022年10月18日

リゾート半島

Dar es Salaam, in Tanzania Oct/10(Mon)
Run: 23Km, Cumulative: 47,629Km
Sefa Hostel (49175シリング)

この部屋は広く明るい照明で、エアコンのリモコンがあり、シャワーは勢いよく熱いお湯がでるし、シャワーの仕切り板があるし、大きな洗面台、バスタオル掛け、ハンガー等、必要最低限の物が揃っている。

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WiFiも速いし、料金は49175シリング(3000円)と都会なので若干高いが、リーズナブルな料金だろう。出来れば冷蔵庫や湯沸し器があればもっといいのだが、ホステルだからしょうがない。これまではこれら全てが揃った設備の部屋は殆どなかった。また中心部から離れているが、周りは住宅街だし、スーパーやレストランは徒歩で行ける距離、ゴチャゴチャした建物がないので、欧米人向けの人気の安宿だ。Booking.comで口コミが最も高かったのも頷ける。

10時過ぎ、近くにある周囲5〜6キロの小さな半島(Masaki)にルート号で出かける。目の前に綺麗なインド洋の海が見えた。

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南国の花が咲き乱れ高級そうなお屋敷やホテル等が建っている。

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軒下部にペインティングが施されていてお洒落。

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道は若干悪いが車は少なくのんびり走る。ただ海側は建物や高い塀で覆われていて、海を見渡す事はできない。全てお金持ちが独占し、庶民には景色すら楽しめないというのか!と少し不満が残る。

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半島の一番先っちょにあったシー・クリフ・ホテル。カジノやプールがあり、最高級ホテルの雰囲気がある。

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そのホテルの海に面した駐車場に入っていくと、ようやく海が見渡せた。

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そこからの道路は建物はなくなり、ようやく不満は解消される。数キロ先にダルエスサラームの高層ビルが見えてきた。

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岩場もあり下を見下ろすと水は澄んでいて綺麗だ。遠くには貨物船が何隻か見える。

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カフェや海の家もある。この半島はダルエスサラーム郊外の、正にリゾート地なのだろう。

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半島を一周し、内側に入ると道端に画廊があった。どれも皆カラフルで迫力がある。

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昼食は韓国料理店へ。

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暑いし冷麺を注文すると小鉢が一杯付いてきた、流石韓国料理、この際ビールも頼む。氷が入った冷麺のスープがまた堪らない味、キムチも食べながらビールが進む。腹一杯になってしまった。

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何でもあるホームセンターのような店に入る。梱包用の古新聞を探していたが見つからず、代わりにA4サイズのノートとビニールテープを購入する。

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そう言えば、スーパーや店ではビニールのレジ袋は全くない。代わりに有料のエコバックが置いてある。ケニアでもそうだったが全てこの袋に変わっていて驚きだった。