Las Vegas, Nevada in USA, Nov/19(Tue)
Run: 4Km, Cumulative: 45,943Km
Las Vegas Hostel (USD: 17.29)
アメリカに入ってからモーテルに泊まるようになり、クレジットカードを頻繁に使用している。それで毎日、ネットで引き落とされた金額をチェックし、エクセルに書き込んでいた。
2週間程前から、「iTune com Bill 」という名前で引き落とされている事に直ぐ気付いた。日本の家に電話し、最近ダウンロードかゲームでも買ったかを聞いた。孫が iPadで時々ゲームをしているので、知らない内に有料の何かにタッチしてしまったのかと思っていた。
家から怪しそうなゲームを削除したと連絡があり様子を見ていたが、しばらくしてまた引き落としが毎日のように続いた。金額は100円程から徐々に上がっていった。今度は「Apple com Bill」と記載されている。
Apple IDで家のiPadを調べてもらうと購入実績はなしとの事だった。私のパソコンもない。
となると、ゲームとかではなく、偽物の iTune を使って誰かが私のクレジットカードを使っているのだ! 直ぐにカードの使用を止めなければならない! 何処かでカードがスキャンされたか、情報が漏れたのだろう。

昨日、カード会社にメールすると、”確認が必要なのでメールは駄目で、電話してください” との返事だった。国際電話を掛けなければならない。宿に相談すると勿論NO。この前知り合ったオマールに聞くと、国際電話が掛けられるテレフォンカードがあるという。コンビニで10ドルで購入、日本は157分掛けられる。

しかし、繋がらなかった。宿の電話が国際電話を掛けられないのでは?(後で分かったが、私の掛け方が間違っていた。)
今日は16時から(日本時刻9時)電話ができるので、それまでは何もする事がない。
外は曇り空で涼しい。宿の前の木は若干紅葉している。

宿があるフレモント通り沿いには様々なアートがある。「見ざる聞かざる言わざる」かな?

本物のトラックを使っている。

昨日通りかかった時、若い女性が右端の絵を描いていたが、今日は既に完成していた。素晴らしい出来栄えに感心。

でっかなカマキリ。ブリキの錆びた感がいい。

建物に描かれたロボットと女性。ロボットはスロットマシンのロボット。女性の体はジグソーパズル。お互い「禁断の愛」だろうか?

カードの件で心が晴れないまま、16時過ぎダウンタウンの大きなホテルに行く。

受付で国際電話を掛けられるか聞くと、”部屋で掛けられる” と言われるが、”泊まってない” と言うとあっさり断られた。
近くのホテルでも聞いたが、”誰か友達に携帯電話を借りれば” と助言される。やっぱりホテルは無理か。

仕方なく宿に帰り、昨日テレフォンカードを買えばと言ってくれたオマールにお願いすると、快く貸してくれた。
テレフォンカードに記載された番号を入れ、暗唱番号を入れるが繋がらない。結局駄目。(後で分かったが、日本(81)の前に+が抜けていた。)
オマールが他の客に相談すると、別の男性が電話をかけてくれた。電話は繋がったが、“お待ちください” とメッセージが流れたままで繋がらない。余り長いので電話を切る。
他の若い女性は “アメリカのマスターカードに電話してみれば” と電話番号を教えてくれた。私もネットで「マスターカード緊急サービス」と検索すると直ぐ見つかった。それにはアメリカの電話番号が載っている。
受付で電話を借り、掛けると繋がった。音声案内で言語が次々替わり、待っていると日本語が聞こえたので ”8” をプッシュ。カード番号を入れると日本語の女性に繋がった。恐らく東京のオフィスだろう。
クレジットカード機能は止めてくれ、キャッシュカードはそのまま使えるという。問題の iTune については、”iTune に問い合わせて、購入なしの証明を貰ってください” と言われた。まだ請求段階なので、証明を貰ってクレジット会社に相談すれば引き落としが掛からないような気がする。それは日本に帰ってからにしよう。
クレジットカードが使えなければ、これ以上同じ請求は来ないだろう。
取りあえずこれで一安心! ビールを買ってきて遅い晩御飯にする。
国際電話を掛ける事ばかり考えていたが、アメリカ国内に掛けて正解だった。困った時は自分独りでは解決できない。人に相談し事情を説明したら手助けてくれた。原因が分かっても直ぐに解決できないまま時間が経ぎじれったかったが、人の有難さを改めて感じた。