2021年01月24日

スケッチ展 北米編

2019年5月下旬、北米旅に出発しようとしたが、その1ヶ月前、膝の故障により歩行困難になった。しかし、ペダルを漕ぐことはできたので前途多難だがスタートを切った。出発日、成田空港で結構歩いたので右膝に痛みが出て、シアトル空港では車椅子を頼んだ。アンカレッジ空港でも車椅子をサポートしてもらった。取りあえず行ける所まで行ってみよう!

● デナリ山の朝日
アメリカ、アラスカ州 (2019年6月)
アンカレッジで休養後、膝の様子をみながら自転車を漕いでいく。北アメリカ大陸の最高峰デナリ山(標高6190M)は遠くからでも大きく見えた。その大パノラマが広がる絶好の場所(デナリ北景観地の駐車場)で野宿。翌朝、デナリ山に朝日が差し込み雪山が輝き始めた。

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● 通り雨
アメリカ、アラスカ州 (2019年6月)
アラスカやカナダ北部では度々通り雨に会った。雨雲のスピードは非常に速く逃げ切れない。夏場のアラスカは晴れると気温は25度にもなり暑い。でも雨に当たられると冷え込んでくる。右膝は徐々に回復していった。

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● カヤック川下り
カナダ、 ホワイトホース (2019年7月)
楽しみにしていたテスリン川、ユーコン川のカヤック川下り8日間一人旅にチャレンジした。カヤック初心者の私が、スタート時、突然大自然に一人放り出された感じになった。初日、パドルの漕ぎ方が悪かった為に右手首の腱鞘炎になった。人工音が全くない中、慎重にパドルを漕いでいく。静まりかえった森や川の流れ、時折聞こえる鳥のさえずり声や風の音。綺麗な沢水で身体を洗い、美味しい食事をし、安眠できる小さな場所がある。この安らぎの場所に身を置けば他に何を望もうか! 野生の熊に脅えながらも十分楽しませてもらった。

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● 怖い熊
カナダ、ユーコン準州 (2019年7月)
カナダに入ると、"あなたは熊の国にいます" の注意書き看板をよく目にした。そして何度も出会った。熊が草むらの中に隠れた時は、その後襲ってくるのではないかと必死で逃げた。テントで寝る時、食料はできるだけ遠ざけた。

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● 大きなバイソン
カナダ、ブリティッシュコロンビア州(2019年7月)
頭部は長い毛が生えていて何処が目か分からないくらいだ。牛より大きい姿は迫力があるが、牛の仲間なので性格はおとなしそうだ。

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● エルク
カナダ、アルバータ州(2019年8月)
立派な角がある大きな鹿エルク。キャンプ場で夕食の後片付けをしている時、私の傍に8頭のエルクが現れた。彼らは草を食べながら少しずつ移動していく。野生動物を近くに見ると、迫力があり辺りの人々は静かに見とれてしまう。

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● ペイト湖
カナダ、アルバータ州(2019年8月)
カナディアン・ロッキーのゴールデン・ルートであるアイスフィールド・パークウェイを南下していく。ボウ峠(標高2135M)から小道を下って行くとバンフ国立公園にあるペイト湖が眼下に広がった。険しい山に囲まれた湖で9カ月間は雪に閉ざされてしまい、夏のほんの僅かな期間だけ美しい姿を現す。

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● 険しい岩山
アメリカ、ユタ州(2019年10月)
10月初旬、アメリカ中部は朝夕かなり冷え込むようになった。大都市ソルトレイクシティ近郊は紅葉真っ盛りだった。険しい岩山が続くキャピトル・リーフ国立公園を過ぎても、まだ見ごたえのある風景が広がっていた。

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● アーチーズ国立公園
アメリカ、ユタ州(2019年10月)
乾燥した大地が続くようになった。巨大な赤土色の岩が所々にそそり立っている。ここには様々な形のアーチが点在する。このデリケートアーチは孤立していてユタ州のシンボルになっている。

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● 西部劇の町
アメリカ、アリゾナ州 (2019年11月)
古き良き時代の ”ルート66” は愛された国道だったが、既に廃線になっている。その歴史的な街道沿いの小さな町オートマンは、古びた町並が保存されていて西部劇の世界に引き込まれた。

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2019年11月中旬、ラスベガスにゴールした。半年間の北米旅を終え無事帰国した。
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2021年01月14日

スケッチ展 アフリカ編

南町田で1年ちょっとアルバイトをした後、2017年2月下旬、アフリカ大陸縦断の旅に出かけました。

● 題名:ピラミッドを望む風景
場所:エジプト、ギザ (2017年2月)
チャリ旅スタートの朝、早めに目が覚め、それ以降ワクワクしてか眠れなかった。カイロ中心街の宿を出発。ナイル川を渡り、しばらく進むとギザにある三大ピラミッド、カフラー王(紀元前2500年頃)のピラミッドが見えた。頂上部分には石灰石の化粧石が残っていて、勾配(53度)もあり恰好いい。

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スーダンに入ると砂漠になった。日中はかなり暑く、小バエの集団が走っている私を取り囲んでくる。街道沿いの所々に水瓶が置いてあり自由に飲むことができる。でも水は濁っていてとても飲めたものではない。近くの人に聞くと ”ナイル川の水” との事。

● 道を歩く女性
場所:エチオピア、Injibara (2017年3月)
キリスト教文化のエチオピアに入るとカラフルな衣装を着る女性が増えてきた。一方では伝統的な服装姿の女性もいる。人々は道路沿いをひたすら歩いて行く。子供や大人から、私を見ると何処でも「ユーユーユーユーユー」と早口で連呼された。時には小石が飛んで来て危ない。

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● 家事仕事
場所:タンザニア、タンガ(2017年5月)
この季節は雨季でナイロビ辺りから毎日雨だった。港湾都市タンガはインド洋に面し、西欧風の古い建物が並ぶ。久しぶりにいい天気になった。街中の公園横に寂れた民家があり、朝、訪れると食事の準備をしているのだろうか煙が漂っていた。

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インド洋のザンジバル島はリゾート地がある観光地になっている。そこでしばし寛いだ。

● 水運びの女性
場所:タンザニア (2017年5月)
ようやく長い雨期は終わった。タンザニア内陸の山間部を走っていると集落があり、鍋から湯気が立っていた。食べてみるとバナナのトマト煮込みでジャガイモのような味だった。側を下の川から水を汲んできた女性が通りかかる。

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● 肉揚げ屋台
場所:マラウィ、エクウェンデニ (2017年6月)
町の屋台では、ヤギや豚を解体してぶら下げている。昼時、肉を揚げていて周りには男たちが群がっていた。大きな鉄板の中央部を凹ませそこに油を入れ、小さく切った肉を入れる。その揚げ肉に塩をかけ、つまようじで食べる。かたまり毎に揚げていく。私はそれをおかずに持っていた食パンで昼食にしていた。揚げたてなので美味い! 家族で食べるのだろうか、小さなビニール袋に入れて持ち返る子供もいた。

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● 夕暮れ時の麒麟
場所:ボツワナ (2017年7月)
道を走っている時、遠くにキリンが見えたが全く動かず、私の方をじーっと見ていた。最初レプリカが置いてあるのかと思ったくらいだ。しばらくすると逃げだしたので 「オー、本物!」 近くに4-5頭のキリンがいたので、見張りをしていたのだろうか。

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● 道端の象
ボツワナ、グウェタ (2017年7月)
ボツワナは世界で最も多くの象が生息している。道路際に「象注意」の看板を所々で目にする。いつ現れるかとワクワクしながら走っていると、何度も象に遭遇した。少しずつ近づいていく。彼らが横を向いている時はそう怖くないが、突然私の方に向きを変え、私と目が合う! 突然大きな耳を前後に動かした。私を威嚇している! 怖ーい! 直ぐにそーっと遠回りしながら漕いで行く。冷や汗ものだ。

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● 民族衣装姿の女性
ボツワナ、トテング (2017年7月)
ボツワナは人口が少なく、町間の距離はかなりあった。南アフリカが近い為か宿代が高く、毎日キャンプ生活を余儀なくされた。三角帽子にカラフルな民族衣装を着た女性を見かける。既婚女性が着るようだ。

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● テーブルマウンテンを望む
南アフリカ、ケープタウン (2017年8月)
ナミビアを通って南アフリカに入る。大西洋沿いを進んでいくとケープタウンのシンボル、テーブルマウンテン(標高1086M) はかなり遠くから見えていた。大西洋沿いの近くから望むテーブルマウンテンは迫力があり美しい。ようやくこのケープタウンに到着した。

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旅の途中で知り合ったジェラード家に一週間ほど泊めてもらい色々お世話になった。9月初旬帰国した。
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2020年12月15日

スケッチ展 東欧・中欧、南米編

ユーラシア大陸横断後の翌年(2014年5月)、東欧・中欧の旅に出かけました。
ルーマニアの首都ブカレスをスタートし、ブルガニアのソフィアに行った後、北上していきました。

● 題名:小さな村にて
場所:スロバキア (2014年6月)
中欧に位置するスロバキアは、素朴な感じがまだ残っていてのどかな風景が楽しめました。途中の村では質素な住宅や放牧の牛などをよく見かけました。

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● 題名:終着駅ビルケナウ(アウシュビッツ第二強制収容所)
場所:ポーランド、オシフィエンチム (2014年6月)
ナチス・ドイツの強制収容所があった町アウシュビッツ(ドイツ語:Auschwits、ポーランド語:Oswiecim)。ここは前回の旅でも是非訪れてみたい場所でした。徐々に近づくにつれ、見たいのと本当に見ていいのかという想いが互いに交差しました。列車で各地から連れてこられた収容者は、どんな思いでこの門を潜ったのだろうか? 広大な土地に木造の収容所が遠くまで並んでいました。この門から、更に 1-2Km進むと線路は消えます。そこで列車を降りると地下ガス室の入口が待っているのです。言葉では言い表せない酷いショックを受け、肩の力が落ちていきました。

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● 題名:ブランデンブルク門 
場所:ドイツ、ベルリン (2014年7月)
ドイツの首都ベルリンは第二次世界大戦にて東と西に分断されました。ベルリンのシンボル、ブランデンブルク門は1791年に造られています。その直ぐ西に境界線の壁が築かれ通行は遮断されていました。門の上には四頭立ての馬車に乗った勝利の女神ヴィクトリア像があります。1990年、東西ドイツの統一で、壁は取り除かれ自由に通れるようになりました。ここでも戦争の傷跡が垣間見えました。

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途中、ドイツ・ミュンヘンに立ち寄りました。前回の旅で日本に送ろうとした小包が、泊まっていたホステルに送り返されていて預かってくれていました。中に小銭を入れていたため、それが引っ掛かったものと思われます。ホステルで無事小包を受け取りました。2014年8月末、初孫誕生に合わせて一時帰国しました。


東欧・中欧の旅帰国から1ヶ月後の2014年9月末、南米に出かけました。ペルー・リマからのスタートです。

● 最悪のマチュピチュ観光
ペルー、マチュピチュ (2014年10月)
地上絵で有名なナスカからインカ帝国の首都があったクスコへは、夜行バスを利用しました。バスはアンデス山脈を登り始め、一気に標高4000Mほどになったためか、急に胸が締め付けられ高山病にかかってしまいました。
体調が優れないままでしたが、そこから列車に乗りマチュピチュの町に着きました。泊まった宿で真夜中、突然気持ち悪くなり嘔吐を繰り返しました。帰りの便の予定変更ができなかったので、足元がフラつきながらも遺跡観光に出かけました。
アンデスの山中、標高2400mの断崖の上にこつ然と現れるマチュピチュは 、「空中都市」 とも呼ばれています。バスを降りた後、見晴らし小屋近くまで何とか歩いて登りました。写真数枚を撮り、直ぐ下山しました。恐らく、私が最短時間の観光者になるのでしょうか。

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● 手漕ぎのトトラ船
ペルー、ウロス島 (2014年10月)
標高3800mにあるティティカカ湖のウロス島は浮き島になっています。水生植物のトトラの根の部分を幾つか束ねて土台を作り、その上に刈り取ったトトラを積み上げて島ができています。別の島へは手漕ぎのトトラ船で行きます。高山病は治りましたが、今度は下痢に悩まされました。 

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● ウユニ塩湖
ボリビア、ウユニ (2014年11月)
未舗装の悪路53Kmを8時間かけて走破後、待望のウユニ塩湖に入りました。大きなサボテンがあるインカワシ島まで40Km走りキャンプをしました。夕方、観光客は去り、辺りはひっそりになりました。長かった一日が終わり、塩湖の感動と悪路できつかった余韻にひたりました。壮大な星空を期待しましたが、その日は生憎満月でした。

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● 民家でキャンプ
チリ、オイギンス (2015年1月)
パタゴニア地方の綺麗な風景が続くアウストラル街道を走りました。その終盤、適当な野宿場所が見つかりませんでした。辺りを探していると、一軒ポツリと寂れた民家があり、庭にテントを張らせてもらいました。そこの主人は、寒いだろうと居間の暖炉で暖をとらせてくれました。電気はなく決して豊かといえる生活ではないでしょうが、家族 5人たくましく暮らしている様子が伺えました。

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● オイギンス氷河
チリ、オイギンス (2015年1月)
氷河観光船は天候不順で2日間待たされました。ようやく観光船に乗り、氷河が近づいてきました。デッキに上がると、かなり強い風が吹いていて、時折水しぶきが飛んできました。氷河は巨大でクレパスは深く、青色に輝いていました。後方の険しい山々には、ガスがかかっていて大自然の厳しさが伝わってきました。

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● 名峰フィッツ・ロイ
アルゼンチン、エル・チャルテン (2015年1月)
チリから獣道を通ってアルゼンチン国境に入ると、前方にパタゴニアの名峰フィッツ・ロイ(標高3405M)が見えてきました。世界中のクライマーの憧れの山でもあるフィッツ・ロイはどこから眺めても絵になります。

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2015年2月、アルゼンチン南端のウシュアイアに到着後、帰国しました。
posted by mino at 17:16| Comment(0) | スケッチ展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする