ウシュアイアからブエノスアイレスまではアルゼンチン航空、その後トルコ航空に乗り換えブラジルのサンパウロへ。
ブラジルは今カーニバルが行われている。機内に残ったまま離陸を待つ。
深夜の時間だが楽しみの食事はしっかり頂く。柔らかいチキン、マッシュポテト、ブロッコリー、それに赤ワイン。

サンパウロから大西洋を渡ってアフリカ大陸のサハラ砂漠上空を斜めに進んでいく。

トルコのイスタンブールまで 12時間、着陸すると拍手が起こる。

イスタンブールで乗り継ぎ時間が 3時間以上もあるので、店に入って EFESビールをオーダー。

このビールを見ると 1年半前トルコを旅した時のことを思い出す。
真夏の中を走りきり、ホテルに着いて「さあビールだ」と売っている店を探し回るが中々見つからない。イスラム教徒が多いトルコではビールを売っている店が少ない。ようやく遠くに “EFES” の看板を目にした時、あったー!と一目散に駆け込んだものだ。そういう意味でこの EFESは格別なビールだった。
イスタンブールからの便は殆ど日本人になった。機内では話し声は聞こえず静まり返っている。立ち話する人や歩きまわる人もいない。座席におとなしくじーっと座っている、やっぱりこれが日本人かー。静か過ぎて返って窮屈な感じがする。

11 時間後の午後 7時半、成田に到着。ウシュアイアからは 37時間15分、一日半もかかる長旅だった。行きがメキシコシティー経由だったので、結局、東周りに世界一周の旅になった。

ルート号とバックを問題なく受け取る。

それを宅配便に預け、夜11時ようやく自宅へ着いた。