2012年09月13日

健さん

今週NHKの番組プロフィショナルで高倉健を見た。 普段口数は少なく、テレビにもあまり出たことのなかったのでどんな俳優なのか気になっていた。

今年81歳になるとはとても思えない、姿勢がよく若々しく見えた。

撮影現場では彼はほとんど座らない。後ろからスタッフの準備している姿をじっと見ている。
撮影の合間には、スタッフに気さくに声をかけていた。全然喋らないのかと思ったら実はそうではなかったようだ。彼は恐らくかなり意識して行動しているのだろう。小さな気遣いが感じられる。

彼は言う。 ”本当にあの人たちの努力だ。一番やってる人たちが一番お金をもらってない人たちなんだ。 本当は彼らの力。それが分かるのに何十年もかかるし、ぱっときても分からない”  彼は、寒い中での焚き火にもあたらないそうだ、彼があたらないから他の誰もあたれないと北野武がぼやいていた。

彼は大きな芝居を好まない。役柄の人物になり切れば ”必ず滲み出るもの。何よりも大切なのは本当の気持を表現すること” を心がけてきたようだ。 人の人生を演じる俳優として肝に銘じているのは ”芝居に一番出るのは、その人の普段の生き方ではないですかね” と言う。

彼はプライベートも同様な生き方を心がけているのだろう。 彼の役者としての理想の姿を自分個人の生き様にも追い求めてるようで、言葉一つ一つに重みがあり彼の人柄が伝わってきた。 
私が若いころ見た ”幸せの黄色いハンカチ” は今でも心に残る名作の一つである。
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