2019年05月30日

アンカレッジ2日目の休養日

Anchorage in USA, May/27(Mon)
Run: 3Km, Cumulative: 38,141Km
Base Camp Anchorage Hostel

1階にある男女共用の4人部屋。本来は2階部屋だったようだが、案内してくれた宿のアレックスが、上り下りが大変だろうと1階に変更してくれた。どうもありがとう!

薄い毛布一枚だけでは心もとないし、身体も冷えていたので、自分のシュラフを出し、広げて掛けて寝た。5時半まで熟睡できた。

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宿は朝食付きと書いてあったが、オートミールとパンケーキ用の粉だけが置いてある。コーヒーは自由。調味料は宿泊者が置いていったのだろう様々な物がある。

オートミールにお湯をかけ、冷蔵庫にあった牛乳をちょっと頂いてレンジしたが、全然美味しくない。麦だけの味しかしないがしょうがない。食べないよりまし、取りあえず腹を膨らませた。

エドワード君は今日出発。真新しい自転車はサイクリストに人気がある “SURLY ロングホールトラッカー”(私もツーリング車を購入しようとした時、サーリーを探していたが、近くのショップで取扱店はなくSALSAになった。)バック類はオルトリーブ。ウェアはお洒落なパタゴニアで決めている。どれもこれも全てNEW。

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“彼女はいるの?”と聞くと“いやーいないっすねー”ときっぱり。この旅の為に敢えてつくらなかったとの事。(もし私が彼と同年代だったら、こうは言えなかったろう) 髪をバサバサに伸ばし、髭を蓄えた野性味あふれる彫りの深いマスクだが、何処かにやさしさを感じられる。女性にもてないはずはないだろうが、旅への強い意志が現れた好青年だ。宿のオーナー、オレイにお世話になったからと彼が来るのを待ち、会って礼を言ってからの出発。

目指す方向は私と一緒、お互いどっかでまた会うことになろう。”時々連絡をするね” と言って初々しい旅人を見送る。

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今日は兎に角のんびりリラックスしよう。まだ眠いのでベッドに横になったら昼過ぎまでぐっすり寝てしまった。

膝の痛みは少しとれ若干良くなったようだ。3時過ぎからルート号で近場を散策。

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昨日と違って日差しがあり暖かい。周りの山には雪が残っている。

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今日はアメリカのメモリアルデーで祝日、殆どの店は閉まっていた。お腹が空いたので小さな店があるモールへ。一軒店の中で灯りが見えたので、ドアを開けて聞くと “やっている” との返事。他に客は誰もいない。注文したスパゲティは間もなく出てきた。粉チーズがかかったスパゲティで麺はかなり太くきし麺のよう。それにポテトとサラダ、パンも付いている。

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美味しいがとてもこの量は食べ切れない。マスターはサービスだよとデザートのケーキも持ってきてくれた。シロップが掛けられていてかなり甘い、というよりも甘すぎる! でも残すのは申し訳ないので無理して食べた。ご主人はギリシャ出身だそうで、ギリシャ料理のようだ。表の看板にはそう書いてなかったが。半分は食べ切れないのでテイクアウトし夕食にする。

その後、近くのスーパーCARRSへ。

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これから必要になるパスタやグラノーラ、米、また宿で食べる食材を買い込む。寿司も置いてあった。

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4時過ぎなのに日差しは強い。

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遅い夕食後、オーナーのオレイが若い女性と話しているところだったが声をかけられた。彼は友達のバッカを紹介してくれた。“はじめまして” と日本語を話した。バッカは日本に高校生の時、夏休み2か月間岐阜の金山町で過ごしたと言う。その後、福岡にも行ったとそうだ。

オレイは ”これからサウナをつくるから入らない? と誘ってくれた。彼は私の膝の事を心配して言ってくれたのだ。こんな嬉しいことはないので “OK” と即答する。

庭に丸いサウナ小屋があり、煙突からは既に煙が出ていた。

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中にストーブが置いてあり、薪は勢いよく燃えていた。両側に2−3人ずつ腰掛けられるベンチがある。少し暖かくなったのでスイミングパンツ姿で中に入る。ちょっと煙いが我慢する。しばらくすると、オレイとバッカもバスタオルを巻いて入ってきた。オレイはこの宿を始めて6年になる。収入が少ないので、どうしたらお金を得ることができるか毎日仕事の事を考えているそうだ。冬期間、客は来ないので宿は閉め自分も休むと言う。現在客は結構入っていて混み合っているが夏場だけなのだろう。

他のカップルも入ってきて、部屋は次第に本来の暑さになった。汗が噴き出し水を飲みながら寛ぐ。外の空気にふれ体を冷ましながら3度サウナで暖まった。オレイとバッカに “どうもありがとう、お休みなさい!” と言ってシャワー室へ。

人の親切を感じ、心地いい気持ちでベッドに横たわった時はもう11時になっていた。
posted by mino at 01:00| Comment(0) | 北米>Alaska アラスカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

車椅子の世話になった出発日

朝からいい天気になった。半袖に薄手のパンツを穿いて出かける。横浜からバスで成田空港へ。QLライナーのカウンターで荷物を受け取る。

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その後、荷物を一個に纏める為、ラッピングサービスカウンターへ。デルタ航空がある第一ターミナル北ウイングには今はないとの事で、南ウイングへ向かう。膝が悪くなければ全く問題ない距離だが、かなり遠く感じられた。

バック4個のラッピングを依頼する。

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荷物を引き渡し、バニアバック一個とリュックを担いで移動。出発ゲートには着いたものの飛行機は30分ほど遅れるとのアナウンスがあった。

また少し待たされ、結局1時間遅れで離陸。チケット購入時、シアトルからアンカレッジ便への乗り継ぎ時間が1時間しかないので不安だったが、現実のものになってしまった。

経由地のシアトルまで8時間45分のフライト。アンカレッジ近くを通っていく。かつて、欧米への便はアンカレッジ経由だったが、いまは無くなってしまった。

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成田で結構歩いたので右膝がかなり痛い。空港の出発ゲートまで果たして歩けるのか元々不安で、場合によっては車椅子を頼もうかとも思っていた。でも大きな荷物を持ったチャリダーが車椅子、自分のプライドもあるしと、取りあえず頑張ってみようと遠慮してしまった。しかし、もう我慢できない。

シアトルでは思い切って車椅子をお願いしよう。と日本人客室乗務員(CA)の胸に“TOSHI”と書いてある男性に聞く。彼は “勿論です!パーサーに連絡してみます” と迷いのない力強い返事が返ってきた。もう一点の乗り継ぎ便を調べてもらうと携帯で調べてくれ、“かなり厳しいですねー” との事。“もし予定の便に乗れなかった場合、デルタ航空が代替便を手配するのでご安心ください” と歯切れが良い。

飛行機を降り、車椅子を待つ。乗客が全員降りて、しばらくするとCAのTOSHIさんが仕事を終えて降りて来た。“じゃー私も一緒に待ちましょう” 何ていい人なんだ、もう自分の仕事は終わっているのに。彼と色々話しながら待つが中々来ない。不安になったので尋ねると、“必ずき来ますから” と自信ありげな返事だった。彼は最近シアトルに家を購入し、家族で住んでいる。機内では流暢な英語を話されていたので最初からこちらで就職したのだろうか?しばらくして車椅子を押した女性がやってきたので座り込む。TOSHIさん色々サポートしていただき、どうもありがとうございました!

空港のイミグレーションには既に大勢の乗客が並んでいたが、その脇を通り抜け私を優先してくれた。自転車の箱やバックも受け取ってくれ一緒に運んでくれる。イミグレの担当者に目的や滞在期間などを聞かれる。車椅子の自分が自転車で旅をするなんて疑われてしまうかな? 6カ月間の旅で、帰りはラスベガスだと言ったら、帰りのチケットを見せてくれと言う。持参していたE-チケットを渡すとパスポートにハンコを押してくれた。

コネクションと書かれたカウンターに連れていかれる。デルタ航空の代替便はアラスカ航空の14時発便になった。4時間ほど待たされるが、これで夕方までには着けるだろう。

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飛行機の中は両側3席ずつある。私の席は最後部の窓際だった。

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私の自転車箱が運び込まるところだった。

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離陸すると寝不足で直ぐ寝入ってしまった。T時間ほどして目が覚め外を見ると、雪を被った山並みや島が点在する海岸線を進んでいく。アンカレッジまでは3時間半あまり、近づくにつれ雲が厚く覆われるようになってきた。

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アンカレッジ空港でまた車椅子の男性が待機していて、私をサポートしてくれた。外は案の状、雨が降り続いていた。寒いし、これじゃ自転車を組みたくない。タクシーで宿に向かおう。予約していたホステルに着いた。

部屋で寛いでいると、突然日本語で話しかけられた。彼も自転車旅をするそうでこのアンカレッジから南米ウシュアイアまで行くそうだ。名前は日本人だがエドワード君。以前はバックパッカーで旅をしている。今回の旅の為に本業の仕事以外にバイトもしてお金を貯め込み、仕事を辞めて来ている。勿論、将来の不安はあるが旅の間は考えず、思い存分旅を楽しみたいという。

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やがて雨は上がって遠くには青空も少し見える。明日はいい天気になるだろう。自転車がないと不便なので開梱し組み立てる。2時間ほどして完了。自転車は幸いどこにも問題なかった。

ただ膝の痛みがあり、今日は動きたくない。お腹もあまり減ってないし、キッチンに置いてある朝食用のオートミールをつまむ。

アラスカと日本の時差は17時間、白夜の現在、日没は11時を過ぎる。エドワード君と旅の話をして過ごした。日本の出発からアンカレッジ到着までの長い長い5月26日はようやく終わった。
posted by mino at 06:34| Comment(5) | 北米>Alaska アラスカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

出発前日

最近真夏のような暑さが続いています。荷物を預けてしまったので、部屋の後片付けなどをして過ごす。

現地ATMで引き出すデビットカード口座用にお金を振り込む。

週一度は通っているラーメン“はじめ”。時々行列ができるので、入口横には暑い中待っている客用に傘が置いてある。

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時間をずらして行ったので、幸い並ばず直ぐ入ることができた。いつもは普通盛りで十分な量だが、今日は食べ納めなので中盛りの醤油つけ麺をオーダー。中盛りでも値段は普通盛りと同じ750円と良心的だ。若干味が濃いので、大抵は運動した後に食べるとこの味が体に吸い込まれていく。いつ来ても変わらぬこのスープ。チャーシューも柔らかくて美味い! 腹一杯食べてイヤー大満足!

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近くの白旗神社に行って安全祈願をする。

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posted by mino at 07:22| Comment(0) | 準備>その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする