この季節は雨季でナイロビ辺りから毎日雨だった。港湾都市タンガはインド洋に面し、西欧風の古い建物が並ぶ。久しぶりにいい天気になった。街中の公園横に寂れた民家があり、朝、訪れると食事の準備をしているのだろうか煙が漂っていた。

15.離れ小島へ タンザニア、ザンジバル島
ザンジバル島の中心都市ストーンタウンには様々な人種がいて、昔、奴隷や象牙、金の輸出で栄えた。東側の白い砂浜沿いにはリゾートホテルが点在し、楽園地帯になっている。海に浮かレストランとして有名な「ロック」には小舟で渡る。

16.水運びの女性 タンザニア
ようやく長い雨期は終わった。タンザニア内陸の山間部を走っていると集落があり、鍋から湯気が立っていた。食べてみるとバナナのトマト煮込みでジャガイモのような味だった。側を下の川から水を汲んできた女性が通りかかる。

17.砂道を走る マラウィ、チルンバ
マラウィ湖畔のキャンプ場へ向かう。深い砂道で何度もはまっては押す。時には子供たちが私の自転車を押してくれる。

18.綺麗なマラウィ湖 マラウィ
タンザニア、マラウィ、モザンビークの国境をなす大きなマラウィ湖は、長さ560km、幅は最大で75kmもあり海のようで水は綺麗。湖畔にはリゾートロッジやキャンプ場が所々にある。

19.肉揚げ物店 マラウィ、エクウェンデニ
町の屋台では、ヤギや豚を解体してぶら下げている。昼時、肉を揚げている周りには男たちが群がっている。揚げた肉に塩をかけ、つまようじで食べる。家族で食べるのだろうか、小さなビニール袋に入れて持ち返る子供もいた。

20.子供たちも水運び マラウィ、ムカイカ
世界最貧国の一つであるマラウィは走っている車の数も少ない。女性や子供の仕事は薪や水運びなのだろう。裸足の子供が多いが声を掛けるとみんな元気で明るかった。
