2017年03月17日

切りかけのオベリスク

Aswan in Egypt, Mar/10(Fri)
Run: 9Km, Cumulative: 30009Km
Hotel Hathor

今日予定はないのでホテルのロビーでネットを見ながら寛ぐ。ようやく重い腰を上げ、近くの「切りかけのオベリスク」へルート号で出かける。昨日行った南の方向にある。館内の荷物検査場にいた警察に自転車を置いていいか聞くと、「中に置いていいよ」と指を差してくれた。これだったら安全だ。空いているからだろう。チケット40ポンド(280円)

そこは古代の石切り場で大きな岩山。硬い石なのだろう神殿などで見かけた石のようだ。

s-DSC09988

くねくねした道を上って行くと未完成のオベリスク(記念碑)が横たわっていた。長さ42Mでもし完成していたらエジプト最大だったとの事。
上から見たオベリスク

s-DSC09990

下から見たオベリスク

s-DSC09992

石の切り方は、切り込みをつけて、そこに木のくさびを打ち込む。木を濡らすと木が膨張して自然に石が割れるという。とは言え、それだけでも大変な労力なのに、今度はどうやって運び出し、どうやって据え付けたのたのだろうか? 古代の作業を垣間見たい気がする。

道路を挟んで向かいは丸屋根になったムスリムの墓地になっている。

s-DSC09995

これは誰かな?

s-DSC09985

昼食のサンドイッチ

s-DSC00002

近くの路地をちょっと覗いてみる。民家の並びや色使いは中々綺麗。洗濯物は生活感がある。

s-DSC09999

カメラを向けている時、若い女性が歩いてきた。

s-DSC09997

その写真がいい感じだったので、写真を見ながら部屋でスケッチ。何もする事がない時は暇つぶし、集中できるので、時間が過ぎるのが早い。

s-DSC00018

私の部屋からは斜めになるが、ナイル川が少し見える。ナイル川に面した部屋から奥に3番目の部屋だが、少しでも見えるようにと工夫されている。

s-DSC09974

明日早朝4時、アブシンベル神殿に出かけるので、準備をして早めに就寝。

2017年03月16日

スーダンビザに5日も?

Aswan in Egypt, Mar/09(Thu)
Run: 9Km, Cumulative: 30000Km
Hotel Hathor

朝食をしている時、隣の客から声を掛けられた。昨日ホテルに着いた時、ロビーにいた男性で、私が自転車で旅していることを見ていた。オランダ人のピーター、彼も以前、自転車でモロッコから南ヨーロッパ沿いを通り、トルコのイスタンブールまで旅したそうだ。現在は会社を辞めて長旅をしている。

s-DSC00142

彼もまたスケッチが好きで、水彩フエルトペンを持ち歩いている。お互い趣味が合い、食後も結構時間を費やしてしまった。

今日は次の目的地、スーダンのビザ申請に行かなくてはならない。ピーターから突然忠告される。「明日金曜と土曜日は休みなので、今日行くんだったら午前中しかやってないから、早く行け」と言われる。「エーそうだったんか?」最近、曜日の感覚が無くなっていたし、大使館が開いている曜日をチェックするのを忘れていた。

11時前、急いで支度してルート号で出かける。
海岸通りを南4-5Kmの距離。荷物がないので楽だが日差しがきつい。ガンガン飛ばして、15分で着いた。急いだせいで額から汗が噴き出してくる。

s-DSC09958

丁度、他の自転車が置いてあったので、中にいた欧米の青年に聞くと、彼もこれからスーダンに行くとの事。今日はビザを取りに来たようだ。

必要書類;
- 申請用紙 (現地で記入、青ボールペン。無いと言ったら貸してくれた)
- パスポート (預りになる)
- パスポートのコピー
- エジプトビザのコピー (近くのコピー店で可能)
- 写真2枚
- USD 50  (US100ドル紙幣を出したら、ちゃんとUS50ドルで返してくれた)

1階で申請用紙に記入し、2階へ、その後3階へ、また2階に戻ると閉まっていた。え?と思ったら、今隣のモスクに行って礼拝中との事、少し待ってなさい。と言われる。20分後、戻って来た小太りのおばちゃんは「来週火曜日にできる」「エーもっと早くできない?」と聞いても「できない」の一点張り。私が訪れた時は3-4人しかいなかったし、もっと早くできるだろうが。何で5日もかかるんだ! 先ほどの青年は4日と言っていた。週末が入るから遅れるのかな?と割り切るより仕方がない。

海岸沿いにあった丸い屋根の教会

s-DSC09959

定年退職してから海外を自転車旅した総距離が3万キロに達した。少しずつの積み重ねが、途轍もない数字になった。でも世界には何年も旅している人が沢山いて、私なんかはまだまだヒヨコに過ぎない未熟者だ。

s-DSC09963

海岸通りを散歩する。赤い花の木、前に香港でも見かけた木だろうか。

s-DSC09964

クルーズ船が桟橋に横づけされている。

s-DSC09967

暑いのでマックで休憩。エアコンが入っていて涼しい。アイスコーヒーを飲みたいところだが、氷が心配なので温かいコーヒー。それとポテトをオーダーして35ポンド(245円)。値段は日本とそれほど変わらないだろうか。レシートを見て初めて知ったが、消費税は13%だった。

s-DSC09968

ホテルの裏は小売店が並ぶスーク。

s-DSC09973

中央の建物の2階から私が泊まっているホテル。私の部屋は最上階の左奥。斜めになっている窓からナイル川が少し見える。

s-DSC09972

空いた時間はロビーでパソコンをしていると、またピーターがやってきた。色々お喋りしながらのんびり時を過ごす。

2017年03月15日

エジプト最後の町、アスワンへ

Idfu → Aswan in Egypt, Mar/08(Wed)
Run: 112Km, Cumulative: 29991Km
Hotel Hathor

近くにあるホルス神殿に立ち寄ってみる。7-800Mの距離だが、一歩、街の裏通りに入ると道は悪路、砂にはまりながら進む。途中、道も分からなくなり、何度か聞いて入口に辿り着く。既に大勢の観光客がいた。高台の上に建つ塔門はかなり離れているが大迫力。壁には絵も描かれているのが分かる。

s-DSC09920

今日はまた長い距離を走らなければならないので、中に入らず先に進む。エドフの街中は結構ゴミが溜まって土埃が多い。

s-DSC09921

昨日渡ったナイル川を渡り東側の道を南へ。今日の目的地はエジプト最後の町アスワン。110Kmの距離だ。道はこれまでフラットだったが、3-40Mほど上がる上り坂になった。

s-DSC09923

野菜や果物を売る市が開かれていた。

s-DSC09925

3時間ほど走り50Km地点、小さな町に着いた。麻雀のようなゲームだろう。パイには同じような数字が書かれている。昼食はサンドイッチ2個に甘いチャイでしばらく休憩。

s-DSC09927

風もない穏やかな天気。沿道からいつもの「ハロー、ハロー」と次々どこからともなく大きな声が飛んでくる。沿道の人からだけならまだいい。車から、オート三輪やオートバイ、ロバ車からも大声が掛かる。たまに女性からだと嬉しいが。この辺に来ると、「マネー」という子も出てきた。あまりの声援の多さに時にはウザくなる。途中、石が飛んでくることもあった。ある程度、返事をしないとそうなるのだろうが、いつも答えるのは疲れてくる。今日はエジプト最後の走り、もうしばらくの我慢か。

s-DSC09929

小さな店でコーラとパン休憩。昨日から短パンに長袖のTシャツ、その上にベストになった。膝上部が真っ赤に焼けて痛い。

s-DSC09933

斜面に建つ家の奥は奇妙な岩

s-DSC09950

アスワン駅

s-DSC09953

午後4時半、ナイル川道路沿いの目的のホテルへ着く。聞くと160ポンド、部屋を見せてもらうと窓が隣のビルに接していて暗い。隣にあったホテルへ移動。朝食付きで125ポンド(875円)、部屋からナイル川が見え明るいので決める。

レストランは中々見つからなかったが、ようやく見つけた大衆食堂。魚のフライが入っているサンドイッチ。初めて魚を食べたが美味しい。25ポンド(175円)。

s-DSC09957

これでエジプトを走り終えた。途中警察の車にも乗って、走った距離は500Kmほどそこそこ。これまで訪れた国ともまた全く違い様々な事があった。しばし安堵感に浸る。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。