2017年02月22日

チャリ箱がない!

Cairo in Egypt, Feb/20(Mon)
Run: 22Km, Cumulative: 29470Km
Hotel Kings Palace

予定より少し遅れて午後9時40分離陸。食べ終えて寝る時には深夜になっていた。疲れていたので直ぐ寝たが熟睡できない。1時間ほどで目が覚め、しばらく眠れなくなった。いつの間にか寝てはまた目を覚ます繰り返しで時間は過ぎていく。
12時間半が経過し中継地のUAEアブダビに着いた。こちらはまだ朝の5時前。これから4時間40分もここで待たなければならない。

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眠いけど、貴重品が心配で寝れない。
アブダビからカイロへ。空港は小雨が降っていた。

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やがていい天気になった。温かい日差しが差し込む窓際の席で、今度はよく寝れる。何度か目が覚めるが、窓の外は変わらぬ砂獏。北西方向へゆっくり進んでいく。

何だ、この丸いものは?
後でネットで調べると「灌水農法」との事。中央でスプリンクラーがぐるぐると旋回するようになっているそうだ。

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綺麗な紅海を渡るとアフリカの大陸、砂獏はまだまだ続く。本当にここをチャリで縦断なぞできるんだろうか?と少々不安になってくる。

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やがてカイロ上空。

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昼12時近くにカイロ空港に着陸。入国審査時、25USドルでビザを購入し、パスポートにスタンプを押してもらう。

荷物受取場所で、係員に大きい荷物はどこか聞くと、「ここだ」と皆と同じベルトコンベヤーの場所を指示される。預けた段ボールを間もなく流れてきたが、もう一つのチャリ箱は中々出てこない。
時間が経ち、とうとうコンベアーは停止してしまった。エー、私の自転車はどこ?

係員に聞くと、「あそこに行きなさい」と、遠くにいる係員方向を指さす。急いで行ってみるとそこはロストパッケージ。「何?私のチャリはなくなったの?」同様の乗客が3−4人待っていた。「あなたは一番最後ね」と日本語で係員に言われる。

しばらくそこで待っていると、10Mほど離れた隣に私のチャリ箱が見えた! 「あったあった!」ちゃんと隣の大型荷物エリアから出てきた。イヤー良かったと一安心。外箱はちょっとひっかぎ傷があったが大丈夫そう。

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日本円をエジプトポンドに両替し、空港ビルの外に出る。

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ビル横の目立たない所でルート号の組み立て開始。そんな所でもエジプト人は気さくに声を掛けて近寄ってくる。手伝ってくれて、1時間半で無事組み上がった。

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市中心部の方向を聞いて、午後3時過ぎスタート。2年ぶりのチャリ旅が始まる。

西に20Kmの距離なので、暗くなる前までには着きたい。順調に進み車専用の有料道路になったが、係員に聞くと「いいよ」。2−3車線ある道路を車がビュンビュン走っていく。途中から一般道になても信号はない。二股に分かれる所は遠慮して端っこを通っていたら、右に曲がってしまって横切れない。このような立体交差が多い。

次からは真中よりの道を進んでいった。それにしても頻繁に慣らされるクラクション。砂埃が多く唾がでる。やがて古い商店街の中を進む。荷物満載の手押し車やオートバイ、歩行者、車、狭い通りがぎっしり埋め尽くされる。また漂ってくる生活の香。人々の活気に満ちた生活を感じる。もはやそこには交通ルールは全く存在しなく、我先にと少しのスペースも空けずに次々に突っ込んでくる。そうだこの雰囲気、これまでもあった過去を思い出す。東南アジアや中国がそれだった。何か面白くなってきたぞーと懐かしさも感じる。このカイロもその点に於いては最強の一つだろう?

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そんな中を怯むことなくグイグイ進む私も、初日からエキスパートの仲間入りといったところか。

GPSで確認しながら、目的のホテルへ進んでいくが、何度か道を間違える。日暮れ前の5時半、渋滞に巻き込まれながら、ようやく、中心地の安ホテル「KINGS PALACE」に着いた。

ゴミが散乱する薄暗い階段を5階まで上がらなければならない。こんな汚い階上にホテルなんてあるの? 一気に滅入ってしまう。ルート号と荷物が心配だし、下に置いて行くわけにはいかない。もしレセプションまで行ってみて満室と言われたらどうしよう?荷物一式を上げるために何度も一階ずつ往復を繰り返す。やっと着いた時には息が上がってソファーに倒れ込む。

部屋の料金は、個室140ポンド/伯(980円)と言っていたが、4泊するからと言ったら120ポンド(840円)にしてくれた。ドミトリーだったら80ポンド位だろうが、安いので個室にした。

近くのお勧めレストランへ。この豪華な食事で45ポンド(315円)。イスラム教の国なので、ビールは置いてないが全て口に合っていて美味い。

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一日目から色んな事があった。疲れ果て早めに床に入る。