2017年02月16日

水彩画 - 南米編

ペルーインカ帝国の首都クスコへはアンデス山脈の厳しいアップダウンを避けるため、バスを利用した。地上絵で有名なナスカから、バスは一気に4200mの峠まで上った時、突然胸の締め付けで目が覚めた。動悸はするし頭も痛い、高山病になってしまった。初めて経験する高山病とはこんなにもきついとは知らなかった。

中心地アルマス広場に面する教会

s-DSC09124

標高3810mのチチカカ湖畔にあるプーノ。高山病がようやく治りかけた時、今度は酷い下痢。宿でじっとしていたが、気分転換に街に出ると鮮やかな民族衣装の若者たちが、けたたましい音楽に合わせてパレードをやっていた。

絵は未完成。あと一日、たっぷりあればできるのだが余裕はないし。また帰って来てから描こう!

s-DSC09281

アルゼンチン、メンドーサからチリへ抜けるにはアンデス山脈を越えなければならない。その途中にあったインカの橋(Puente del Inca)。川沿いには天然の岩が黄色や赤みがかっていた。橋の所から温泉が湧きでていて、このような色に変色したという。遺跡のような建物はかつて温泉施設だったが、今は廃墟になっている。名前はインカだが遺跡とは全く関係ないようだ。

s-DSC09153

インカの橋から西へ20Km、国境のトンネル抜けチリ側に入る。標高3190mの国境付近では綺麗な雪山が待っていた。

s-DSC09162

パタゴニアの名峰、フィッツロイはどこから見ても絵になる。世界中のクライマーの憧れの山でもある。フィッツロイの直ぐ近くまでトレッキングした時も、悪天候にも関わらず、テントを張ってジッと待っている登山者が何人かいた。

朝日に輝くフィッツロイ

s-DSC09178

posted by mino at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

試走。この感触だ!

南町田のグランベリーモールは閉店になり、1年2か月働いたアルバイトも終了しました。
賑わっていたメイン通りにも関係者のみになり一気に寂しくなった。

s-DSC09267

持っていく荷物の整理はようやく終わった。

今回の荷物で衣類は夏冬必要なので、全て揃えていたら、途轍もない量になってしまった。生活用品や備品で複数あるものは一つ減らしたり、嵩張る冬物は少なめにする。厳選した結果、ようやくバックに収納できた。

それでもオルトリーブのフロントバックにリアバック、荷台のモンベル、ドライコンテナ25Lも満杯の状態。

s-DSC09268

s-DSC09269

荷物の総重量は35Kg、バイクは16.4Kgにもなる。この他に水や食料が必要になってくる。

バックをキャリアに取り付け漕ぎだしてみる。ハンドルを取られてよろける。そうそう、この重さ、南米ウシュアイア以来2年ぶりに味わう感覚だ。軽いギアからスピードを徐々に上げていくと重心が低いので、どっしりとした走りに変わっていく。クロモリフレームのしなりを感じつつ、「ウンウン!」体内の奥深く、忘れかけていた感触が再び湧き出してくる。

旅モードのスイッチに切り替わった。
posted by mino at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備>その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

出発一週間前、今回のルート

2月19日の出発まで一週間になりました。荷作り準備に追われています。

エジプトのカイロをスタートし、ナイル川沿いの点在するピラミッドや遺跡を見学しながら上流に進んで行く。特にルクソールの王家の谷や、アブシンベル神殿を堪能したい。酷暑の砂漠地帯になるスーダンをどう走るかが悩みどころ。遺跡も多いのでできれば走りたいのだが。

宿がない集落では民家の庭先をお借りしたり、野宿する頻度が増してくると思われるが、本当に自分ができるのだろうかと不安になる。住民の生活ぶりを垣間見ながら子供たちと交流する機会があれば楽しみだ。ケニア以南では自然保護地域を幾つか通るので、野生動物に遭遇する機会があるかも知れない。危険を回避する対策が必要になってくる。ビクトリアの滝やナミブ砂獏を訪れた後、9月末頃ケープタウンを目指す。

南アメリカ大陸に渡り、ペルーのリマから北上する。アンデス山脈越えの繰り返しが続く厳しさの中に、インディオの人々の暮らしぶりに接したい。2018年は中央アメリカ諸国を通り、メキシコへ、点在する古代マヤ文明の遺跡を訪れる。

順調にいくか予想はつかないが、アメリカに入ったあたりで一旦ニュージーランドに渡るかも知れない。オーストラリア、アデレートから東海岸を北上、ケアンズでオセアニア大陸は終了。

2019年夏期、北米アンカレッジに飛び、そこから南下する予定。ユーコン川の川下りやカナダの大自然、モニュメントバレーの夕陽などを楽しむ。

赤:完了。 黒:飛行機やバス使用。 青:今回の計画ルート。

世界地図 ルート_Ink_L2

物価の高い国は基本キャンプになりそうだ。途中、素晴らしい光景に出会った時や休養日には、水彩スケッチや一年半ほど続けている篠笛で気分転換を図る。

計画では、南極大陸以外の大陸を走ることになるが、果たして本当にできるのだろうか?2年半以上の長旅や野宿、膝などの不安材料があって、これまでより厳しくなると思うし、もし駄目だったら、途中で引き返したり止めることも考えよう。

体力や治安、病気、怪我などに気をつけながら、自分に合った急がない楽しい旅を目指し、心の中の想い出の数を増やしたい。
posted by mino at 21:50| Comment(6) | TrackBack(0) | 準備>ルート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする