Run: 79Km, Cumulative: 20145Km
朝の気温15度、清々しく気持ちいい天気。スタート地点は標高400M。一旦少し下った後はバルカン山脈を越えなければならない。ヴィティニャ峠(標高940M)を越えれば首都ソフィアへと下っていく。距離も今までよりはあるので気合いを込めてスタート。でも今日ソフィアに着けばしばらく休みになる。8時45分スタート。

湖畔沿いにあったリゾート地

Botevgradの町を過ぎると1号線に入り、山の間を南へ進んでいく。

車は殆ど通らない。上り坂は徐々にきつくなる。伐採した木を満載のトラック。

上り坂は腹が空く、早めの昼食休憩。

高速道路の高い橋の下を何か所か通る。途中、道路に土盛りをしている箇所があるが、横をすり抜ける。

この1号線も現在は普通の道、高速に変わって殆ど使用されてない。
一番軽いギアでゆっくり上っていく。休憩を何回か取り後2Kmも進めば峠だろう。と思ってペダルを漕いでいたら、目の前に崖崩れが現れ、道が塞がれている。何たること!

少し下に別の道があったと引き返す。ところがそこは100Mも進んだら行き止まり。タブレット地図で道路を探すが全くない。はて、どうしよう?
崖崩れ箇所は隣が高速が走っていて高さもそんなにない。高速の路肩は通れるかも知れない。崖崩れ箇所に戻り、通れるか確かめる。
よーし、決行だ!
ルート号から荷物を下し、一個ずつ持ち岩場を上って、ガードレールを乗り越える。高速の路肩には鉄柵で崖崩れ箇所をふさいでいてその横を20Mほど通り向こう側へ。

ルート号も持ち上げてやっと通り抜けた。ヤレヤレ。

再び荷物を積み込みスタート。やがてヴィティニャ峠に差し掛かった。

そこからは下り坂、小さな村を通り抜けていく。

高速道路の入口を見かけるが料金所もなく、自転車通行止めの標識もないが自転車は通っていいのだろうか?路肩は結構広いし。
道路沿いには色んな花が咲いている。

やがて、大きな盆地になり遠くの山並みには雪が残っている。

ブルガリアの首都ソフィアの街に近づく。
午後4時、無事予約していたホステル・モステルに到着。ここは表の道路から見えず、ドアを開けると中庭が広がる場所。

私が泊まる部屋はここから500M離れたアパートの一室、そこにようやく落ち着いた。