右の背中の痛みは激痛がはしるようになった。今日出かけるのはとても無理、もう一泊しよう。
この前と一緒の痛みで何をする元気もない。ベッドの上で安静にしているのが一番楽。
ホテルのフロントで近くの薬局で買った鎮痛剤の布を貼ってもらう。
今日の天気も曇り空で、午前中は殆ど寝て過ごす。
昼食に出かけるが痛みのためか、昨日美味しかった食事が今日は美味しくない。半分は残してしまった。
ホパの街中をゆっくり少し歩いてみる。

タウラ(バックギャモン)と言うゲームを楽しんでいた。

魚屋さん

近くのモスクから時々アザーンが大音響で聞こえてくる。

午後もベッドに入るとまた寝てしまった。この前もそうだったが、痛い時は何時間でも寝れるし目が覚めてもまたいつの間にか寝ている、不思議なまのだ。
どうか明日の朝には回復してほしい。
中国ウルムチ途中からカザフスタンまで一緒だったカナダ人のエリックからメールが届いていた。
彼はキルギスのビシュケクからアメリカ人サイクリストと共にし、タジキスタンのパミール高原を走り通したと書いてあった。昨日首都のドゥシャンベに着いたようだ。
パミール高原は世界の屋根と言われており、標高4000M以上の峠もある難所。5000M以上の山々が迫る。道はデコボコ道だが雪を被った山の景色に魅了されたサイクリストの憧れの場所でもある。
あの重たい荷物を積んで良くも走り通したものだ。若いとは言え大した根性の持ち主。
彼はこれからウズベキスタンの猛暑の中を進むことになるだろう。