暑さ対策で朝4時起床。朝食を済ませ5時半、日の出前にスタート。

上り坂に差しかかる。

道路沿いの店で休憩。白っぽい色をした飲み物でクージュエと言う。クムス(馬乳酒)とも違い、キルギスのショロのようで、ちょっと酸っぱいヨーグルトのような飲み物。ショロはメーカーなのでひょっとしたら、同じ飲み物かも知れない。


レトロなジープ

今日は雲が若干あり、日差しはさほどきつくない。

ロバを引くおじさんが声をかけてきた。荷台には水の入った樽を乗せていて、いらないかと言う。

昼近くになると雲はなくなり、いつもの強い日差しになる。
昼食のスープにナン、甘いチャイをいただく。砂糖をいっぱい入れたチャイを大量に飲むと汗が吹き出してくる。
昼過ぎ、カザフスタン国境に到着。

出国は直ぐ終了。
続いて、ウズベキスタン入国。所持品申請では、英語表記がなく躊躇していると、通関員が女性を連れて来て書き方を説明してくれる。
その申請書を通関員に差し出すと頭をかしげて、自分で新たに書き始めた。私は申し訳ないとタダ見ているほかなかった。かなり時間をかけてようやく入国手続きを終える。
ウズベクに入ると道は綺麗な舗装路になって走り易い。少しずつ下って標高500Mのタシケントに到着、暑い。

目的のホテルも直ぐ見つかった。

チュックインが済んで部屋にいると、先ほどのフロントの人がにパスポートを返しに来た。彼は小声でウズベキスタン・スムに両替えすると囁く。
銀行では正規のルートが2100スム/ドル。街の闇両替えが2600-2500スム/ドル。彼は2400/ドルで行うと言う。闇はリスクが伴うとも言う。確かにリスクはあるだろう。大量の札束を数えなければならないためだ。
結局、彼も闇両替えだろうがお願いする。200ドルを両替えした札束を数えるのに30分以上は掛かった。
ウズベキスタンに入り、時計は1時間長くなり、日本との時差は4時間になった。
走行距離:128Km 計:9,916Km